以前、摂食障害と闘ったときのこと。
2018.05.14
部活帰りに後輩とまぜそば🍜
2018.05.15
ランチに先輩とチキン南蛮🍖
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休み中、とにかく食べたいものを食べたいだけ食べています(*^^*)
おかげで体重が1kg戻りました🙌
ごはん美味しい❣️
ごはんありがとう(;ω;)
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最近、過敏性腸症候群で食事や体重、体型について気にする機会が増え、そういえば以前、摂食障害と闘ったことを思い出しました。長い間落ち着いていたので忘れていました。今日はそのことについて記事を書こうと思います。
【発症時期】
小学校6年生の時でした。
小学校5年生の時、体重がほとんど変わらなかったにも関わらず、成長期だったので身長が10cm伸びました。
6年生の時は5cmしか伸びなかったのに体重ばかりが増え(成長期だから当たり前のことです)、当時の私は怖くなってしまったんです。食欲旺盛な時期にも関わらず、無理に食事制限をしていました。
【中学生のとき】
入学時、身長155cm、体重37kgでした。
自分が細いだなんて自覚は全くありません。周りの人に言われても自覚できません。病気ですから…。
テニス部に入部し、週5〜6日の朝練、放課後練を普通に行っていました。特に夏場は貧血を起こして途中で休憩させてもらうことが多かったのですが、「貧血体質だから仕方がない」くらいにしか思っていませんでした。
部員に経験者が多かったので、少しでも追いつこうと帰宅後も素振りやランニングなどの自主練をしていました。
何年も体型が変わらなかったので特に身体に不調はなく、小学校・中学校は皆勤賞でした。
【高校生のとき】
入学時、身長160cm、体重41kgでした。
中学校の部活で多少筋肉が付いて、身長も少し伸びたので。でも、体重が42kgになることはとても恐ろしかったです。毎日体重計に乗っていました。42kgになると、直ぐに食事制限をしました。
一般的に、女子は高校生くらいで一度ぽっちゃりするものです。私にはその時期がありませんでした。
高1のとき、約1年間生理が止まりました。
高2になると体重は39kgになりました。
さすがにここで身体に不調が現れ始めました。ふらつきやめまい、頭がぼーっとする感じ。完全に栄養失調か低血糖だった思います。それでも、その頃の私は自分が「摂食障害」だなんて思ってもいませんでした。脳がおかしくなってしまっているので、自覚できないんです。本当に不思議です。
冬がとても寒かったです。思い返すとあんなに着込んでいたことが驚きですし、あんなに重ね着ができるほどに痩せすぎてしまっていたんだな…と思います。
高3になると受験勉強のために頭が糖分を欲したようで、体重は42kgになりました。すごく太ったと思っていました。でも、当時の写真を見ると顔色も悪くて、よく生きていたな…と思います。
【大学生のとき】
入学時、身長162cm、体重42kgでした。
看護を学んでいたので、BMIの計算、精神科の勉強…。そこで、私は自分が今まで摂食障害の拒食の症状だったことを自覚しました。私はもちろん、親も友人も気が付かなかった。30kg台前半とかになっていたらさすがに気がついたのかもしれないけれど。元々丸顔で、体重もそこまで減らなかったのもあって、気付きにくかったのかも知れません。
また、自分に自信がなくて、無意識のうちに「誰よりも痩せている」ことに執着してしまっていたこともわかりました。
摂食障害のチェックリストを眺めると、いくつも当てはまりました。そして、そのとき初めて克服しなくては、と思いました。摂食障害は精神疾患の中で唯一難病に指定されています。絶対に寛解させなきゃ、と思いました。
でも、そんなに簡単ではありませんでした。摂食障害において、拒食症と過食症はほぼセットです。
大学1年の夏、過食症を発症しました。
「辛い」の一言では表せないです。1年間で10kg増えました。BMIは標準ですが、急激な体重増加と過食嘔吐でむくみと倦怠感がありました。
満腹なのに食べることを止められない。
気持ち悪くなっても止められない。
最終的に太る恐怖から嘔吐する。
常に食べ物のことを考えていました。
デブなのに食べてる、と思われるのが怖くて、人前で食事を摂ることが怖かったです。
今まで唯一自信があった体型が崩壊し、私は外に出るのがとても怖くていつもマスクをしていました。周りの目がとても怖かったです。太ってる。この人過食嘔吐してる(←わかるはずがないんですけれど…)。
その頃、今の彼とのお付き合いが始まりました。一緒に食事をすることが増え、私の過食症の症状はかなりおさまりました。彼に知られたくない。そんな思いが強かったです。恋の力のおかげか、体重は48kgまで戻りました。彼も当時の私の体型を「ちょうど良い」と言ってくれたので、私は48kgを維持しようと思いました。42kgが怖かった時期が嘘のようでした。
でも、過食症は直ぐには治ってくれませんでした。最高で53kgまで増えました。さすがに5kgも増えると彼も気がつきます。
もう…限界だ…そう思って、彼に摂食障害のことを打ち明けました。「辛いね、ひとりで頑張ってたんだね」と言って、一緒に泣いてくれました。
それから、出来るだけ一緒に食事を摂れるようにと、親には言えませんでしたが、2年生の後半から半同棲を始めました。おかげで症状は少しずつおさまっていきました。部活もやっていたので時期によって48〜52kgと多少の幅はありましたが、そんなに気になりませんでした。大学4年生の時には9割方摂食障害を克服していたと思います。
結局、摂食障害のことは彼にしか打ち明けていません。でも、私のために出来ることを考えてくれて、見苦しい時期にも見捨てずに一緒に闘ってくれたことにとても感謝しています。
社会人になって、また他の精神疾患を発症してしまった私のことも見捨てずに見守ってくれていることも…
自殺未遂をしたときに私を救ってくれたことも…
妹が亡くなったときに、絶望する私を優しく包み込んでくれたことも…
この先、彼は他の女性と生きていく道を選ぶ可能性もあります。でも、彼がどんな選択をしたとしても、ずっとずっと、感謝していきたいです。