双極性障害・適応障害・自律神経失調症・過敏性腸症候群と私。

みさちゃんねる【https://youtu.be/tg8VYFh2JD4】25歳。看護師4年目。新卒8ヶ月で適応障害、双極性障害、自律神経失調症に。過敏性腸症候群も発症。1年4ヶ月の休職後に退職し、現在は月15日弱のフルタイムのパート。

King & Prince の岩橋玄樹くんのNEWSを見て

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King & Prince の岩橋玄樹くんがパニック障害の治療のため、活動を一時休止しましたね。

障害を抱えながらもデビュー、そして、今まで活動してきたこと、「よく頑張ったね」と思います。

同じ精神疾患を持つ社会人として、岩橋くんには無理せず、ゆっくり休んで回復して欲しいと願っています。

(私は適応障害双極性障害自律神経失調症過敏性腸症候群パニック発作持ちです。)

 

先日、USJでの目撃情報があったとのニュースが話題になりました。

賛否両論あったようですが、私の意見としては、【賛成】です。

実際、私も休職直後にUSJに遊びに行きました。「あ、同じだね。楽しめたかな?」って思いました。私はとても楽しかったけれど、やっぱり心と身体が一致していないような、私が私でないような、身体がふわふわするような、何とも言えない感覚があったから。その感覚は、休職後1年くらいは続いたと思います。

 

担当医がこんなことを言ってくれて、私は今は病気を持ちながらも、社会に戻ることができました。

「寝たいときはとことん寝て休んで良いし、遊んだり買い物に行ったり出来そうなときは無理のない範囲で楽しんでいいんだよ。精神疾患の治療は、まずは自分の心身の思うままにすることだよ。楽しいなぁ、とか、かわいいなぁ、とか、きれいだなぁ、とか、目の前のことをしっかり感じられることが第一だよ。」

症状の安定には長い時間がかかるため、以前の職場に戻ることはできなかったけれど、同じ職種で転職して、今はパートとして働いています。

 

休職中、外出できるようになることや何かを楽しむことができることは、大きな前進です。ずっと引きこもっていてもある程度までしか回復できないし、社会との繋がりも途絶えてしまいます。

例えばですが、私の場合は、カフェで何かを注文することさえも苦痛でした。人と会話をしなければならない、そのことがどれだけ長い間私を苦しめたか…。ひとりで注文ができるようになったときには、世界が広がった気がしました。「私、できるようになったんだ。ちょっとだけど、回復したんだ。嬉しい。」

 

外に出るのはすごい勇気です。

USJに行けた岩橋くんは頑張ったし、それは治療の一環でもあるんです。

岩橋くんのこと、どうか温かく見守って欲しい。

精神疾患が少しでも多くの方に理解されることを願っています。